岩手県宮古市の精神科・精神病院「みなとホスピタル(旧・三陸病院)」
外来・入院薬物療法、訪問看護、心理検査・心理療法、作業療法、デイケア、m-ECT、アルコール依存症治療プログラムなど
多様な専門的精神医療を提供し、患者さまの回復への手助けと生活支援を行っております

  日祝
9:00~12:00 × ×
14:00~17:00 × ×

休診日土曜・日曜・祝祭日

当院は予約制です
お気軽にお電話でご相談ください

0193-62-7021

看護科

看護科の目標

「各々の希望を叶える看護」

1. 安心な環境を提供する

2. 他職種と連携し質の高い医療を提供する

3. 患者・家族・地域社会から選んでもらえる病院づくり

 

患者様の自己決定を支え、地域社会でその人らしく生活できるよう支援いたします。

目標の主語は患者様ですが、スタッフの希望も叶えたいという想いも込められキャリアアップ支援も行っています。今年度は、精神科認定看護師を輩出しました。看護力を高め質の高い技術を提供していきます。

看護科の取り組み

あらゆる精神疾患をもつ方々へ寄り添う中、近年の疾病構造変容から認知症への対応力向上を図っているところです。また当院は、アルコール依存症専門医療機関であり依存症関連のスキルアップにも努めています。

諸研修に加えて事例検討会と倫理カンファレンスを積極的に取れ入れていきます。教育委員会と気づきの倫理委員会そして精神科認定看護師が軸となり企画しています。スタッフ個々のアセスメント力と倫理感性の向上、チームワーク及び多職種協働の確立において効果を期待しています。

新病院へ移行するにあたり

全ての職員が、精神科医療に携わるプロとしてやりがいを持ち働き続けられる職場でありたいと思います。管理者をはじめ育成に携わる者が、ストレングスの視点でコーチングできるよう指導者のスキルアップを図っていきます。

全ての職員が、地域のニーズに対応し地域に根差した医療展開を目指します。地域包括ケアの実現に向けて、それぞれの専門性を活かした重層的な支援体制を整備していきます。

全ての職員が、患者様ご家族の立場に立った医療提供を目指します。そのために当院は、真のホスピタリティとはなにかを追求し続けていきます。

 

総看護師長 鈴木勝敏

外来

「眠れない」「気分が落ち込む」「物忘れが増えた」など、そんな心の変化を感じたときは、一人で抱えずにご相談ください。当院の精神科外来では、統合失調症、うつ病、不安障害、認知症、睡眠障害など、こころの不調全般に対応しています。必要に応じて心理検査を行い、症状に合わせた治療を一緒に考えていきます。

他職種と連携を図り、日常生活を整えたり、社会とのつながりを保つ支援も行っております。治療の一環として、デイケアや訪問看護へのご案内も可能です。また、肩や腰の痛みがある方にはマイクロ波治療器による温熱療法も行っています。こころと身体、両面からのサポートを大切にしています。

来院時には日常生活の様子や病状への対応など気軽に相談できるよう配慮し、患者様に寄り添い心あたたかい看護を大切にしています。

初診・再診ともに予約制となっております。まずはお気軽にお電話でお問い合わせください。

看護師長 八木由美子

訪問看護

看護師、作業療法士、精神保健福祉士が連携し、患者様一人ひとりのニーズに合わせた包括的な支援を提供しています。各専門職の多角的な視点を共有することで、質の高いケアやサービスを実現しています。患者様のストレングス(強み)を活かした支援や、リカバリー・パス、クライシスプランを活用し、回復と自立、生活の質の向上をサポートします。

当院の訪問看護は保健医療機関として、常に医師が在籍しており、指示や状態報告をスムーズに行える体制を整えています。入退院時も病棟看護師と連携し、「継続看護」「継続支援」が可能で、在宅から入院まで一貫したサポートを提供しています。ご利用を希望する方は、担当医師や病院スタッフへご相談ください。

副総看護師長兼看護師長 飯田隆広

1病棟(精神一般病棟)
※急性期治療病棟へ移行予定

精神科急性期治療病棟は、精神症状により生活維持が困難となった患者様に集中的な治療を行い早期回復・早期社会復帰を目指す病棟です。生活リズム改善目的での入院や精神的疲労による休養目的での短期入院も積極的に受け入れています。医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、公認心理士など、多職種が連携し、個々の患者様へ最適な治療を提供します。また、退院後に安心して生活が出来るよう、退院支援や地域連携など多角的な支援体制を整えます。

精神病棟に比べて看護師の人員配置が手厚く、90日間(入院期、入院中期、入院後期)のクリニカルパスで看護を展開します。更に服薬指導や各種心理教育など患者様の個別性に応じた支援を行います。

副総看護師長兼看護師長 三浦 伸

2病棟(認知症治療病棟)

認知症治療病棟とは、認知症と診断され、精神症状および行動障害が認められる方、また、日常生活に支障が見られ、自宅や施設での介護が困難な方を対象とした、専門的な入院治療とケアを提供するための病棟です。医師、看護師、介護福祉士、作業療法士、精神保健福祉士等の多職種で連携し、患者さんの治療やケア、リハビリテーションを行っています。私たちは、患者様が心地よいと感じる事ができるカンフォータブルケア10項目の実践を心掛け、日々看護を展開しています。

看護師長 杉川光昭

3病棟(精神一般病棟)

主に、慢性期で入院が長期になっている患者様が療養されている病棟です。入院が長期になっている背景は、病状が安定しない、退院先が見つからない、地域移行に不安があるなど様々です。そうした患者様に対し個別性のある看護を展開し、多職種と連携しながら退院支援に取り組んでいます。また、患者様それぞれの強みを共有しながら支援に反映させていただいております。

スタッフ一人ひとりが、患者様の希望を第一に、その人らしい生活とは何なのか、その人が望む場所はどこなのかを考えた関わりを目指します。そのために地域移行の際には、クライシスプランを通し患者様自身が病気とうまく付き合っていけるよう支援していきます。患者様の希望を見出し、希望を持ってもらえるような関りを私たちは大切にしています。

看護師長 芳賀勝吉

私たちと一緒に働きませんか?

新病院移転に伴い、一緒に働く看護スタッフを募集しています

看護師・准看護師・介護福祉士・看護助手

  • 精神看護に興味のある看護学生さん
  • スペシャリストを目指している方
  • ブランクがあり精神科未経験の方
  • 精神科へ不安をもっている方
  • ワークライフバランスを重要視している方
  • パート勤務を希望する方

全ての方がホスピタリティ精神を目指す仲間です!

地域で長年、精神科医療を提供してきた誇りを持ち、しっかりサポートさせていただきます

・インターンシップを随時、受け付けております
教育内容をはじめ、精神科看護師の1日、精神科看護の魅力をお伝えできればと思います

・当院では勤務環境改善対策委員会において、看護師の負担軽減について協議しています
働きやすい職場環境作りに一層邁進してまいります

現役看護スタッフの声

希望に寄り添ってくれる病院!

精神科認定看護師(2021年入職) 山﨑俊作

令和7年度に精神科認定看護師として登録させていただいた、山﨑俊作と申します。

岩手県山田町で生まれ育ち、盛岡の看護学校を卒業後、そのまま盛岡の精神科病院で経験を積ませていただきました。その後、地元に戻り現在のみなとホスピタルに所属させていただいています。

私は、看護学生時代の友人が精神疾患に発症したことをきっかけに、精神疾患を抱える人たちの助けになりたいと思い、精神科看護を志しました。

精神科認定看護師を目指した理由としては、自身のスキルアップに繋げ、医療資源が豊かとはいえない故郷で質の高い支援をしたいと思ったからです。上司を始め、職場の同僚や法人の方々から暖かく多大な支援をいただいた結果、研修を集中して受けられ、資格を取得することができました。また、余談ですが快く育児休暇も取らせていただけました。

みなとホスピタルは「各々の希望を叶える看護」を看護科目標としています。そのため、患者様の希望を第一に考え、支援させていただいております。生きづらさを抱える方、症状に苦しんでいる方など、私たちは対話を多く持ち「その人の望む生活」に向けて一緒に考えたいと思っているのでぜひご相談ください。また、就職をお考えの方々へ。精神科は初めての方、資格取得を目指したい方、家庭を大事にしたい方などにも、病院一丸となってサポートしていただけるので、ぜひ一度見学にいらしてください。

仕事と子育ての両立がしやすい職場です!

看護師(2013年入職) 中野春菜

岩手県宮古市で生まれ育ち、盛岡の大学で4年間看護学を学び卒業しました。
大学入学時から卒業後は地元の宮古市に戻って働きたいと考えていました。縁があり、現在みなとホスピタルで働かせていただいています。

入職してから結婚をして妊娠出産と経験しましたが、当院は希望休が取りやすく、
保育園や学校の行事に100%参加することができています。
また、ほとんど残業がなく定時の時間で帰ることができます。
そのため、家庭や子供たちの生活リズムを崩すことなく、子供たちとの時間を多く取ることができます。なにより、職員の方々が優しくて、私を含め子育てしている職員に対して寛容です。子供が突然体調を崩してしまった時、安心して業務を任せて看病に専念することができます。

仕事と子育ての両立は大変ですが、当院だからこそ両立できていると思っています。子育てをしながら働くのが不安だと思っている方は特に一度見学をしに来ていただければと思います。ぜひ一緒に働きましょう。お待ちしています。

アットホームで働きやすい職場です!

看護師(2024年入職) 山口百恵

岩手県立宮古高等看護学院を卒業後、新卒で入職しました。地元の医療機関に務め地元に貢献したいと思い、現在のみなとホスピタルを選びました。

私がみなとホスピタルで働きたいと思ったきっかけは、精神看護学実習をさせていただいた際、看護師同士が仲が良く互いに支え合いながら仕事をしている姿、
患者様を一人で見るのではなく全体で見守り支えていく姿勢を見て、職場の雰囲気が良いと感じここで働きたいと思いました。
入職当初は、分からない事ばかりで不安でしたが、先輩看護師の方々に丁寧に指導していただき、優しく何度も教えてもらえて安心して技術を学ぶことができました。精神科は決して「恐ろしい場所」「特別な場所」ではなく、「人と向き合う」という看護の本質がつまった場所だと思います。

新卒・既卒の方でも働きやすい場所だと思うので、興味のある方はぜひ一度見学だけでも来てみて下さい!お待ちしています。

仕事もプライベートも
大切にしたい人にオススメ!

看護師(2024年入職) 箱石紗侑里

 看護師として新たな経験を得たい、仕事とプライベートを両方大切にしたいと考え、転職しました。
精神科は未経験だったため不安もありましたが、スタッフの方に温かく迎え入れて頂き、様々な事を丁寧に何度も教えてくれてとても安心しました。患者様と向き合える時間も取れて、看護が充実できる場だなと思いました。

また、残業がほとんどなく時間になったらみんなで声を掛け合う雰囲気があり、
子育てに理解のあるスタッフが多く、プライベートと両立できるとても最適な場所だと常日頃感じています。

患者様に丁寧な看護を提供したい、仕事もプライベートも大切にしたい、アットホームな環境で働きたいという方は、見学をオススメします。

詳細は求人情報をご覧ください

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0193-62-7021

<診療時間>
午前9:00~12:00/午後14:00~17:00
※土曜・日曜・祝祭日

当院は予約制です
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医療法人財団正清会

住所

〒027-0047
岩手県宮古市根市第2地割35番2

アクセス

岩手県北バス106急行
根市バス停から徒歩1分
駐車場:25台あり

診療時間

午前9:00~12:00
午後14:00~17:00

休診日

土曜・日曜・祝祭日